古着転売の出品作業をサボりまくる佐伯を変えた意外な方法とは?スイミングスクールに行かないと泣き叫ぶ息子と同じ失敗をしていた愚かな私。

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「え~、めんどくさい!」

「プールなんか行きたくないし!」

「家でswitchやってた方がマシ!」

 

土曜日の14時。

自宅リビングのテレビで
任天堂switchをやっていた
小学生になる2人の息子達。

父親である私が、

「スイミングスクールに行く時間だぞ~。」

と伝えると、2人揃って
今日は行きたくないと駄々をこね始めた。

 

「え~!めんどくさい!」

「絶対プールなんか行かない!」

「家でswitchやりたいもん!」

 

長男はしかめ面をして
私を睨みつける。

次男はひっくり返って
両手両足をバタバタ床に打ち付けている。

絶対に行くもんか!

そんな強い決意と覚悟すら感じる…笑。

 

息子達のしょうもない姿に
半ばあきれながらも、

「まあまあ、行けば楽しくなるから…。」

「とりあえず行くだけ行くぞ!」

と、なんとかなだめながら
プールまで連れて行った。

 

文句言いつつもなんとか行ってくれたな…。

でもアイツらあんなんでちゃんと泳ぐのかな…。

心配だ…とりあえず二階にある観覧席で様子を見よう。

 

そう思った私はプールの二階にある観覧席から
2人の様子を見ることにした。

するとどうしたことだろう。

プールで泳ぐ2人の姿を見て
開いた口がふさがらなかった。

 

なにあれ?めっちゃ楽しそうに泳いでるじゃん…。

あれだけ文句を言っていた息子達。

さぞかし不機嫌な顔でプールにいるだろうと思いきや…

表情はニコニコ…満面の笑みだ。

めちゃくちゃ気持ちよさそうに泳いでいるではないか。

 

何だよ…あれだけブウブウ文句言ってたのに…。

やれば楽しいんじゃないか。

めんどくさくて嫌なのも結局やってなかったからじゃん。

 

そんな息子達の姿を見て、
私は古着転売で出品作業をサボっていた
昔の自分を思い出していた。

 

私は古着転売の出品作業が大嫌いだった。

商品の汚れやダメージを確認する。

ハンガーにかけて写真を撮る。

撮影した商品を採寸する。

それらのデータをもとにタイトルや説明文を入力する。

そのすべてがめんどくさくて大嫌い。

 

私は副業で古着転売をやっていた。

作業をするのは主に本業や家事が終わった
22時から24時頃。

今日も仕事疲れたなあ…。

ポテトチップスをつまみにして
ビールでも飲みたい…。

そういえばあのYouTube動画
まだ見てなかったぞ。

続きが気になるから見ちゃおうかな…。

てか、出品作業なんてやってられるか!

マジでめんどくさい…やりたくない。

よし!今日はやめよう!

明日やろう!

 

まるでスイミングスクールに行きたがらなくて
駄々をこねていた息子達と一緒。

完全にその場の誘惑に負けて
楽な方へ楽な方へと流される。

しかもタチが悪いのは息子達とは違って、

「プール行くぞ!」

と、言ってくれるような人がいなかったこと。

楽な方へ流されても引き戻してもらえない。

ずるずるとどんどん流されてしまう。

そんな状態だった。

 

こんな私だったが、
古着転売塾に入って
先生や仲間ができたことによって変わった。

「佐伯さん、そんなんじゃいつまでたっても稼げないですよ。」

と、言ってもらえるようになった。

楽な方へ流されても
引き戻してもらえるようになった。

めんどくさいけどやるか!

やらなきゃダメだよな!

そんな気持ちにさせられたことで
何とか苦手な出品作業にも
取り組めるようになっていった。

 

で、そんな一歩を踏み出して
出品作業をやってみると意外な事実に気付いた。

実は出品作業ってやっている時には
めんどくさいと思っていないということだ。

むしろ手を動かしだすと
結構楽しくて作業が止まらなくなる。

 

一番めんどくさいと思っている時は
作業をやる前。

やっていない時が
死ぬほどめんどくさいと思っている。

そのことにやるようになって気付いた。

 

俺は出品作業が嫌いだと思っていたけど、
それってやっていなかったからなのかも…。

綺麗に写真が撮れれば嬉しいし、
出品した商品がアカウントに並ぶと達成感もある。

意外とやってみると楽しくなるんだよな…。

そんな発見があった。

 

まるでスイミングに行きたくないと
駄々をこねていた息子達が、
超楽しそうにプールで泳いでいたのと一緒。

やりゃあ楽しいし面白い。

やらないと楽しくないし面白くない。

めんどくさくて嫌だ、苦手だってのは
ただの思い込みかもしれない。

そんな風に考えるようになった。

 

それからはとりあえず手を動かしてみるようになった。

疲れてめんどくさいな…と思っても、
いったんその感情は無視。

1着だけ写真撮ろう。

1着だけ採寸しよう。

そんな感じでやるようにしてみた。

で、やりだすと1着が2着に…
2着が3着に…みたいな状態になる。

そうなると出品数は自然と増えていった。

出品数が増えれば売上や利益も伸びる。

するともっと楽しくなってくる。

どんどんいいサイクルが
産まれるようになっていった。

そんな小さな積み重ねもあって、
私は副業の古着転売で月利50万を
達成することができたのだ。

 

やれば楽しいし面白い。

やらなきゃ楽しくないし面白くない。

そんなことをスイミングスクールで
楽しそうに泳ぐ息子達を見て気付かされた。

「ああ…俺も息子達みたいにめんどくさい、
やりたくないって駄々をこねてる時が
いまだにあるよな…。」

「そんな感情に振り回されてる場合じゃないな。」

「めんどくさいと思ってもとりあえずやってみて、
いろんなことを楽しもう!」

そんな前向きにさせられる土曜日の出来事だった。

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