古着転売で月利50万稼ぐために佐伯がやった行動とは?計算問題の丸付けを嫌がる息子を見て思い出した過去の失敗。

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「間違いなんか知りたくない!」

「怖い…嫌だ…逃げたい。」

「そうだ…このまま見なかったことにしよう。」

 

とある平日の19時。

小3になる私の長男は
自宅のリビングで
妻にこっぴどく叱られていた。

「丸付けは何のためにしなきゃいけないか分かる?」

「間違ったところを直すんだよ!」

「じゃなきゃ間違えたまま覚えちゃうでしょ?」

「これは前も言ったことだよ!」

妻は計算式が書かれたノートを開いていた。

長男が毎日宿題をやっているノート。

どうも長男は計算問題を解いただけで
丸付けをしていなかったようだ。

長男はバツが悪いのか
眉間にシワを寄せてうつむいている。

その表情からは

「どうにも納得がいかない」

そんな様子がうかがえる。

「だって丸付けなんてめんどくさいもん…。」

「間違えたところを確認するなんて面白くないし…。」

「あ~!嫌だ嫌だめんどくさい!」

「嫌なものは嫌なんだ!」

 

あ~、なるほどな。

長男は計算問題に間違いがあることは分かっている。

でもその間違いを認めるのが嫌なんだな。

だってそれは失敗している自分を
直視するということ。

できない自分と向き合わなきゃいけない。

それが嫌で嫌で仕方がないんだ。

だからめんどくさいと理由をつけて
そこから逃げようとしている。

やらない理由を探して
言い訳して逃げているんだ。

 

そしてそれを見た私は、

「あ~…これって昔の俺とまったく同じだな…。」

と、過去の自分の失敗を思い出していた。

 

私は今から約3年前の2018年11月に
古着転売を始めた。

そして2019年2月に
ネットビジネス起業家のしーなさんが主宰する
古着転売の塾に入塾していた。

そこから数ヶ月がたった頃のことだ。

私は入塾当初古着転売で
月利7万稼いでいた。

でも入塾後は思うような結果が出なくて
完全に伸び悩んでいた。

むしろ利益は5万…3万と少しずつ落ちていた。

 

きっと何かが間違っている。

それが何かははっきりとは分からない。

自分なのか、塾なのか、先生なのか…。

でも結果が出ないということは
絶対に何かが間違っているはずだ。

 

今はぼやっとしているその「間違いの原因」。

それがもし「自分」にあるとしたら…。

 

きっと先生であるしーなさんに相談すれば
具体的に分かりやすく指摘してもらえるだろう。

でもそれは自分の失敗、間違いを
強制的に直視させられるということ。

今はそんな「できていない自分」が
ぼやけたようにしか見えていない。

だから見えなくてモヤモヤはしているけど、
傷つくことはない。

でもしーなさんに相談したら
「できていない自分」と
向き合わなきゃいけなくなる。

 

それは嫌だ…怖い…。

きっとズタズタに傷つくに違いない。

だったらこのままでもいいんじゃないか…?

わざわざ自分から傷つきにいく必要なんて
ないんじゃないのか…?

そうだ…きっとそうに違いない。

だからしーなさんに連絡するのはもっと後にしよう。

今は忙しいし落ち着いたら連絡するようにしよう。

 

こんな感じで私は
自分の間違いから目をそらして
逃げ続けた。

宿題の丸付けを嫌がる長男のように。

だからいつまでたっても
自分の間違いに気付くことはなかった。

そして稼げるようになる日は
いつまでたっても訪れることはなかったのだ。

そう、直接しーなさんに会って相談するまでは…。

 

しーなさんに連絡することから
逃げ続けていた私だったが、
どんどん利益が落ちている状況に
危機感を募らせていた。

このままでは何のために
塾に入ったのか分からない。

塾に入ることを認めてくれた
妻に対して顔向けできない。

そんな危機感からようやく重い腰を上げて
しーなさんに直接会うことを決めたのだ。

そしてしーなさんと会ったことで
私は自分の間違いに気付けた。

まるで自分の解いた計算問題に
丸付けをしてもらったかのよう。

 

たくさんのバツがついた。

これでもかってくらいバツがついた。

こんなにも俺は間違っていたのか…。

なんとなく間違っているとは思ってたけど、
まさかこれほどだったとは…。

 

たくさんのバツがついたノートを見て、
私はめちゃくちゃ落ち込んだ。

こんなにも俺はできない奴だったんだ…。

もっとできると思っていたのに…。

ただの勘違い野郎じゃないか…。

情けなくて恥ずかしい…。

 

でもちょっと待てよ。

このバツがついたところを直せば、
俺は稼げるようになるんじゃないのか?

むしろこれはチャンスだろ?

だって間違いを直すだけでいいんだから。

今まではその直し方すら分からなかった。

でも今は直すべきところがはっきりしている。

てことはあとはやるだけだ。

こんなところで落ち込んで
あきらめそうになってる場合じゃない。

そう、やるんだ。

やればできるんだ。

やらなかったらもったいないだろ!

 

しーなさんに会ってからの
私の行動は大きく変わった。

自分の間違いを直す。

ただそれだけにフォーカスして行動した。

丸付けしてもらった計算問題を解き直して
正しい答えを書き込んでいく。

そして何度も反復練習する。

そうやって教えてもらったことを
自分の力に変えていった。

 

すると今まで結果が出なかったのが嘘のよう。

古着転売の利益は10万…20万と少しずつ伸びていき、
ついに2020年10月には月利50万を達成できたのだ。

 

メルマガ読者さんとよく電話で話していると、

「佐伯さんはどうやって月利50万も稼げるようになったんですか?」

ってよく聞かれる。

裏技のような答えを期待しているのかもしれないけど、
特別なことは何もない。

自分の間違いに気付いてそれを素直に認めた。

そしてその間違いを直していった。

本当にたったそれだけのこと。

計算問題の丸付けをして間違えたところを直していく。

それとまったく同じ。

 

昔の私の大きな失敗は
間違いに気付くのが怖くて逃げ続けていたこと。

だから稼げるようになるまでに
めちゃくちゃ時間がかかってしまった。

もっと早く自分の間違いに気付けるように
行動していたなら…。

おそらく結果が出るのはもっと早かったはず。

 

自分の解いた答えにバツがつくのはめちゃくちゃ怖い…。

傷つくのが分かっているから逃げたくなる。

でもそこから逃げていては何も変わらない。

 

バツがつくのは成長のチャンス。

恐れずに前に進んで行動しよう。

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