メルカリで初めての「悪い」評価を受けてしまった…。ショックで落ち込む古着転売初心者の私を救ってくれた予想外の一言とは?

Pocket

「メルカリで悪い評価をもらっちゃった…。」

「悪い評価が付いているアカウントなんてもうダメだ…。」

「きっとお客さんに避けられて買ってもらえなくなる…。」

 

古着転売を始めて半年がたとうとしていた
2019年の春。

私は自宅のリビングでスマホをタップし、
いつも通りメルカリの取引を完了していた。

「よしよし、今回もスムーズな取引だったな。」

「これからも頑張って古着を売りまくるぞ!」

そんな風に余裕をかましていた私だったが、
評価画面を開いた瞬間サッと血の気がひいた。

 

その原因は購入者からの評価。

なんと私は古着転売で初めて購入者から
「悪い」評価を受けたのだ。

あまりのショックに気が動転しまくる。

 

ヤバイ…ヤバいぞ…。

「悪い」評価が付いている…。

いったい何がいけなかったんだ…。

商品に汚れや傷があったのか?

それとも梱包が悪かったか?

発送が遅かったから?

いやいや、検品だってちゃんとしたし
梱包発送も問題なかったはず…。

いったい原因はなんなんだ…?

 

原因を探ろうにも理由がさっぱり分からない。

なぜなら購入者は悪い評価を付けたにもかかわらず
理由を書いていなかったからだ。

 

いやマジで悪い評価つけたんなら理由くらい書けや!

こっちだって理由が分からなかったら
改善することだってできないだろ!

ホントいい加減にしろよ!

 

何が悪かったのか分からないから苛立ちがつのっていく。

そして苛立ちの矛先は購入者への怒りとなっていった。

 

もう頭の中は「悪い」評価のことでいっぱい。

会社に行って仕事をしていても、
家族と夕食を食べていてもそのことしか考えていない。

いくら考えたって評価が変わるわけじゃないのに。

それでも考えずにはいられない。

 

「ああ…今まで一件も悪い評価なんてなかったのにな…。」

「それが俺のアカウントの自慢だったのに…。」

「きっと悪い評価が付いているアカウントから商品なんて売れるわけがない…。」

「俺の古着転売人生はこれで終わりだ…。」

 

そんなことを考えてめちゃくちゃ落ち込んでいた。

すっかりやる気がなくなって出品作業も手が付かない。

だって出品したらまた悪い評価が付くかもしれない…。

きっとこんな風にまた落ち込むんだ。

それだったら売らなきゃいい。

古着転売なんてやらなきゃいいんだ…。

たった1件の悪い評価によって
私は古着転売を挫折しそうになっていた。

 

そんな私だったが「ある人」からの言葉によって
状況が一変する。

その「ある人」とは古着転売塾クラスタが提携する
卸業者の社長さんだ。

古着転売塾クラスタとは
古着転売の本を2冊出版されている
ネットビジネス起業家のしーなさんが主宰するビジネス塾。

私は当時その塾に入って数ヶ月がたっていた。

そして卸業者の倉庫に仕入れに行った際に、
たまたま社長さんとお話しさせていただく機会があった。

 

社長さんは古着業界に10年以上携わっており、
メルカリだけで数百万の売上実績のある方。

まさに「古着のプロ」である。

そんなプロがおっしゃった言葉がいまだに忘れられない。

 

「メルカリの評価なんて気にしなくていいですよ。」

「悪い評価が付いたって商品は問題なく売れますから。」

「私はむしろ評価なんて見ないですからね。」

 

えっ!?そうなの?

メルカリの評価ってそんなもんなの?

その時は正直半信半疑だった。

う~ん、ホントかな…?

ちょっと大げさに言ってんじゃないの?

って。

 

でも私の心はその言葉を聞いてちょっと軽くなった。

今までしこりのように私の心に引っかかっていた
あの「悪い」評価。

でもそんなの気にしなくていいよと、
実績のある古着のプロに言ってもらえた。

まるで名医から、

「あなたが病気だと思っているのはただの勘違いですよ。」

って言われたような気分。

本当かな~と疑いつつも
心が楽になっていくのを感じていた。

 

そしてそれからは悪い評価がついても
私は気にならなくなった。

もちろん原因が明らかな時は反省して改善はする。

でも感情で受け止めて落ち込むことがなくなった。

 

だって古着のプロが気にしなくていいって言うんだから。

まあ、間違いないんだろうなって思うことにした。

 

そうしたら落ち込んで出品できないとか、
売るのが怖いとかはまったくなくなった。

というか、よくよく考えれば
「悪い」と評価するのはごくごく一部の人なわけ。

それ以外の多くの人は「良い」評価をしてくれている。

悪い評価にいちいち目を向けて落ち込むのなんて
マジで無意味じゃんって思うようになった。

私の古着を買って喜んでくれる人がいるんだったら、
その人のために古着を売ろう。

そんな風に考えれるようになった。

 

そしてそんな言葉に救われてから
1年半がたった2020年10月。

私は副業の古着転売で月収50万を達成した。

アカウントの取引件数は2500件以上、
フォロワーは4000人を超えた。

この結果をあの「悪い」評価が付いたアカウントで
達成したのだ。

いや~、今思えばたった1件の悪い評価が付いただけで
落ち込んでいた自分がアホすぎて笑える。

なんてしょうもないことに悩んでいたんだろう。

 

別に悪い評価なんて交通事故と同じ。

運転時間が長ければ事故る確率が上がるように、
取引件数が増えれば自然と付くもの。

それなのにいちいち落ち込むなんて…
ホントにアホらしい。

 

今ならそう思うけど、当時は本気で悩んでいた。

でも卸業者の社長さんから、

「メルカリの悪い評価なんて気にしなくていい。」

と、教えてもらえたから
古着転売を続けることができた。

 

古着転売をやっていると
購入者とのやりとりで嫌な気分になることはたくさんある。

購入したのにちっとも支払いをしてくれないとか、
理不尽な言いがかりをつけられて返品を求められたりとか。

でもそんなことにいちいち落ち込むのはもったいない。

時間のムダ。

だってそれはあくまでも一部の人の言うことなんだから。

悪い評価にしたってそう。

 

大多数の人はあなたの商品を買って喜んでくれている。

だから悪い評価が付いたくらいで
あなたが心を痛める必要なんてまったくない。

 

悪い評価が付いたって商品は問題なく売れる。

だから淡々と自分のやるべきことをやればいい。

1年半前、悪い評価を見て古着転売に挫折しそうになっていた私。

そんな昔の私に今の私が声を掛けるなら、
こんな言葉だなと思った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です