家計簿アプリを見て人生に絶望。30代子持ち元貧乏リーマンの私が2泊3日家族旅行で豪華ホテルステイができた理由とは?

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「ゴールデンウィークなのにどこにも行けない…。」

「この日のために必死で頑張ってきたんだ…。」

「欲しい物だって我慢して節約してきたのに…。」

「どれだけ頑張っても一生俺のやりたいことはできないんだ…。」

 

2018年3月。

妻と2人の子ども達が寝静まった23時。

私は自宅のリビングにあるソファーに座って
スマホの画面を見ていた。

その表情には焦燥感と絶望感が入り混じっている。

まるで予想だにしなかったこの世の終わりが訪れたかのようだ。

スマホの画面上に映し出されているのは家計簿アプリ。

そこには先月の収入と支出の内訳が一覧で表示されていた。

 

ちょっと待て!

なんでこんなにも支出が多いんだ?

そんなことあるわけがない!

2月は結構切り詰めて節約したはずだぞ?

うちにはもっと金があるはずだ!

 

もしかするとこれは見間違いかも…。

そんな期待を込めて何度も画面をスクロールして確認した。

でも結果は同じ。

そう…うちにはお金がないのだ。

 

ゴールデンウィークには家族4人で旅行に行こう。

そう思っていた。

部屋から海が見えるリゾートホテルを予約するんだ。

子ども達はまだ海を見たことがない。

部屋から海が見えたらきっと喜ぶぞ。

喜ぶ子ども達を横目に見ながら
ビールを飲んでゆっくり過ごす。

あ~!考えただけでテンション上がってきた!

あとは妻や子ども達が行きたいって言ってた
テーマパークにも行こう。

長男は6歳で次男は4歳だし、
ぼちぼちアトラクションも楽しめるだろう。

初めて体験するアトラクション。

怖がるかな?それとも喜ぶかな?

反応を思い浮かべるだけでもワクワクするぞ…。

今までやったことがないような体験を
いっぱいさせてやるんだ!

 

そんなゴールデンウィークを思い描いていた。

考えるだけで楽しくて楽しくて仕方がない。

なんとしてでも今年のゴールデンウィークは旅行に行くんだ!

でもそのためには金がいる。

まずは節約して金を貯めなければ…。

 

だから私は今日までひたすら節約に節約を重ねてきたのだ。

仕事が終わった後にはコンビニに寄って
甘い物を買うのが楽しみだったけど辞めた。

毎晩飲んでいたビールももったいないから辞めた。

妻が「新しい服が欲しい、化粧品が欲しい」と言うたびに、
「それは本当に必要な物なの?」と問い詰めてあきらめさせた。

食費を削るために外食だって我慢してきた。

それもすべてはゴールデンウィークに家族で旅行に行くため。

家族みんなで幸せな時間を過ごすためだ。

 

でも私が思い描いた
「リゾートホテルで過ごす家族との幸せな時間」は、
この日家計簿アプリを見てもろくも崩れ去った。

とてもじゃないがリゾートホテルで過ごせるような
金は貯まっていなかった。

 

「ゴールデンウィークなのに旅行にも行けない…。」

「こんなにも必死で節約して頑張ってきたのに…。」

「何のために今まで我慢してきたんだろう…。」

「どうせ頑張ったって一生やりたいことなんてできないんだ…。」

「もう生きている意味なんてない。」

 

おおげさに聞こえるかもしれないけど、
マジでそう思うくらい落ち込んだ。

波のように打ち寄せる無力感と絶望感に
完全にノックアウトされた。

少しずつ目の前が暗くなって意識が遠のいていく…。

ああ…俺の人生なんてしょせんそんなもんなんだ…。

自宅のソファーでスマホの画面を見ながら、
そう思っていた。

 

そんな出来事から3年がたった2021年のゴールデンウィーク。

私は当時思い描いていた
「リゾートホテルで過ごす家族との幸せな時間」
を満喫していた。

今年はコロナ禍のため
2泊3日のホテルステイをすることにした。

ホテルステイなのにホテルがショボいなんて
絶対に嫌だ。

3年前からずっと泊まりたいと思っていた
部屋から海が見えるリゾートホテルを選んだ。

部屋にはちょっとしたバルコニーがあって
そこから綺麗な水平線が見える。

妻や子ども達はその景色に大喜び。

春風が若干肌寒かったけど、
バルコニーで水平線を見ながら飲むビールは最高にうまかった。

 

夕食はホテルのレストランを予約した。

オシャレな前菜は箸をつけるのがもったいないくらい。

メインディッシュのビーフシチューは
肉がデカすぎてビビった笑。

シチューがメインかと思ったら
まさかのビーフがメイン。

とろけるような柔らかさでめちゃくちゃおいしかった。

子ども達にはキッズディナーを注文。

ファミレスで食べる冷凍に毛が生えたようなハンバーグとはまるで違う。

ジューシーで肉厚はハンバーグに子ども達は大満足。

 

水平線に沈む夕日を眺めながら
ゆっくりとディナーを味わった。

「おいしい!おいしい!」と
夢中でハンバーグを食べる子ども達の姿を見て
微笑む妻。

一口ずつゆっくりとビールを流し込みながら
その光景を眺める私。

まさに3年前に思い描いていた
リゾートホテルで過ごす家族との幸せな時間だ。

もし今死んだとしても悔いはないな…。

ふとそんなことを考えてしまうぐらい
幸せな時間だった。

 

3年前は家計簿アプリを見て
お金がないことに絶望していた私。

そんな私がなぜ今はお金を気にすることなく
家族4人でリゾートホテルに泊まれるようになったのか。

 

きっかけは古着転売だった。

2018年11月、当時33歳だった私は
会社員のかたわら副業で古着転売を始めた。

 

節約して我慢してもちっともお金が貯まらない。

家族で旅行にだっていけない。

もっともっとお金が欲しい。

でも会社の給料はこれ以上上がる見込みがない。

それだったら自分で稼ぐしかない。

 

そんな思いもあって始めた古着転売だった。

最初は失敗ばかりで全然稼げなかった。

もともとプライドが高いからつらいことがあると
すぐに言い訳して逃げ出していた私だ。

失敗する度に「俺には無理なんだ。」って
言い訳してあきらめそうになっていた。

でも古着転売の塾に入ったり先生から支えてもらったりして
なんとか踏みとどまれた。

 

そしてこんな私でも約2年間古着転売を続けたことで、
2020年10月には副業のみで月収50万を達成できた。

会社員の給料+数十万の収入が毎月口座に入ってくる。

節約して我慢する必要なんてなくなった。

やりたいことをやったって自然とお金が貯まっていく。

だからお金のことなんて考えなくてもよくなった。

3年前、家計簿アプリを見て
お金がないことに絶望していた頃が嘘のよう。

今では夢にまで見ていた
「リゾートホテルで過ごす家族旅行」が
できるようになったのだ。

 

こんな風に自分のやりたいことができるようになったのも
すべては古着転売を始めたから。

節約して「支出を減らす」のではなく、
古着転売で稼いで「収入を増やす」ことに意識を向けたから。

お金があればできることがどんどん増える。

やりたいことだって我慢しなくていい。

古着転売で稼げるようになってそれが分かった。

お金がすべてではないけど、
お金があった方が人生の幸福度は間違いなく高まる。

だから私はもっともっと稼ぎたい。

いろんなビジネスに挑戦して
さらに収入を伸ばしていきたい。

お金を理由にしてやりたいことを我慢する人生なんてつまらない。

そんな人生まっぴらごめんだ!

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