私はショボくてちっぽけな井の中の蛙だった…。先生との食事会で気付いたプライドを捨てることの重要性とは?

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こんにちは、佐伯です。


先日私が所属する古着転売塾の仕入れツアーに参加してきました。

塾が提携する卸業者の倉庫に先生や塾生で仕入れに行くのですが、前日の夜に食事会が催されました。

その食事会で痛感した自分のショボさについて戒めを込めて書きたいと思います。


食事会に参加する前、正直私は調子に乗ってました。

なぜなら今回の食事会に参加する塾生の中で、私が一番稼げていたからです。

古着転売を始めて1年未満の塾生ばかりで、経験が浅いメンバーばかり。

対する私は月収50万。

「ふふん、周りより俺の方がすごいよね」

「まあ軽く話でも聞いてればいいか~」

っていう痛くて嫌な奴になっていました。

私の悪いクセです…。

気を抜くとすぐにしょうもないプライドが芽を出します。

すぐに他人と比較して自分が上か下かを考える。

自信がないのにかっこつけて自分を大きく見せようとする。

本当にしょうもないプライドに囚われたアホです…。

でもそんなプライドは会が始まって先生に見事に打ち砕かれます。


食事会の会場には開始15分前には到着していました。

早めに到着した塾生と近況報告をして先生の到着を待つこと20分。

先生が会場に到着しました。

チャンピオンのスウェットにワイドパンツと相変わらずカジュアルな恰好。

本も出版されていて月収700万と、めちゃくちゃ稼いでいるはずなのにハイブランドに身を包んだりすることはありません。

いわゆる「富裕層」のイメージからはかけ離れています。

でも滲み出るオーラが半端ない。

きっと服装で自分の力を誇示する必要がないんだろうな…。

ハイブランドの服や腕時計、小物を身に付けて、

「俺ってこんなに稼いでるんだぜ!」

って自分の力を誇示してマウントをとろうとする人、いますよね?

先生はそんなんじゃありません。

ていうか、そんなことする必要がない。

滲み出る自信や余裕だけで、

「この人なんかすごい…」

って周りを圧倒します。


先生が来ると場の空気が変わりました。

ピリッとした緊張感に包まれます。

私の心臓もドクドクと鼓動が速まる。

「今日はそんなかたい会じゃないんで」

「みなさん楽にしてください」

とおっしゃいましたが、

「いやいやそんなん無理でしょ」

って思ってました笑。

もうこの時点で自分のプライドはダンプに潰されたようにペシャンコです。

調子に乗っていた自分…めっちゃダサイ…ごめんなさい。

って反省しまくりでした。



そんな中で食事会が始まり、私が昨年タイで先生とお会いした話になりました。

「佐伯さん、あの時僕と対等に話せるようになりたいって言ってましたよね?」

「ショボいのにプライド高いな~と思って、だからボコボコにしたんですよ」

「それから結果出るようになってきたんですよね」

「ようやくカスに毛が生えた程度になりましたね」

「まあ僕もまだまだカスですけどね」

っとおっしゃいました。


それを聞いた時にハッとしました。

タイでの感情がよみがえってきました。

確かにあの時は先生と自分の力の違いに気付いて、プライドは粉々に打ち砕かれた。

だから先生の言うことを素直に聞いて行動しまくれた。

ある程度の結果が出るようになってきた。


じゃあ、今の自分はどうなのか。

本当に素直になれているのか?

今日の食事会が始まる前、私は調子に乗っていなかったか?

周りの塾生と比べて稼げている自分にあぐらをかいて余裕ぶっこいていた。

調子に乗れるほど私は稼げているのか、結果が出せているのか…

いや出せていない!先生の足元にも及ばない!

せっかくタイで打ち砕いてもらったプライドがまた生まれようとしていた。

自分のことが大好きでしょうがないナルシスト…。

本気でダサくてかっこ悪くて恥ずかしい…。



先生はめちゃくちゃ稼いでいるのに、自分のことをカスだと言える。

私は先生より全然ショボいのにプライドが捨てきれていない。

そんなんじゃいつまでたっても成長できない。


タイに行く前までの私はプライドが邪魔をして行動の質や量が足りていなかった。

「先生はこう言うけど自分には必要ない」とか

「こっちのやり方の方がいいでしょ」とか。

で、当たり前だけどそんなことやってるから全然稼げない。

自分で勝手にやっているのを棚に上げて、稼げないことを先生のせいにして言い訳してた。

先生からすれば

「言われた通りにやってないんだから当たり前でしょ」

って感じです。


でもプライドが高いから自分のせいにできず他人のせいにする。

他人のせいにするから反省しない。

だから変わろうとしないし成長がない。

本当にプライドは成長を鈍らせます。



先生ですらプライドを捨ててまだまだ成長しようとしている。

先生はプライドを当たり前のように無意識で捨てているから圧倒的な結果を出している。

ほぼ自動で月収700万を達成し、自由な時間を獲得して生活している。


先生の足元にも及ばないしょぼい自分がプライドに固執しているわけにはいかない。

私はこの先会社に依存せずに家族を守って養わなければならない。

子どものやりたいことを全力でサポートできる金銭的余裕がほしい。

妻や子どもと一緒に過ごす時間を心から楽しいと思える精神的余裕や時間的余裕がほしい。

もっともっと勉強して成長したい。


プライドを捨てきれていないことに気付けて本当に良かった。

そんな自分のショボさや未熟さに気付けた食事会でした。

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