「眠い…だるい…。」
「写真撮るのめんどくさい…。」
「早くベッドに横になりたい…。」
古着転売を始めて1年がたとうとしていた
2019年秋。
妻や子ども達が寝静まった23時。
私は自宅の2階にある古着転売の作業部屋で
出品用の商品写真を撮っている…
はずだった。
部屋の隅には古着の山。
高さ1mの山が5つ。
二つ折りに畳んで綺麗に積まれてはいるが、
今にも雪崩が起こりそうだ。
そんな古着の山を眺めながら
私はボーっと座り込んでいた。
この古着の山は
まだメルカリに出品できていない。
いわゆる「未出品在庫」の山だ。
一刻も早く出品しなきゃいけないのは
分かっている。
出品しなきゃ一生売れることはない。
売れなきゃ商品価値はゼロ、ただの布切れだ。
そんなことは分かっている。
そんなことは分かっているけど…。
今日は眠い…だるい…。
最近は本業が忙しい…。
大きな仕事が舞い込んできたし部署の人員も少ない。
日中はてんてこ舞いだ。
しかも残業だって増えている。
今日も21時まで会社だった。
頭もフル回転させて働いてきた後だ。
明日も朝は6時起き。
一刻も早くベッドに入って休息をとりたい。
写真撮影なんてやってる場合じゃない。
めんどくさい…もう寝ようかな…。
そんな時だ。
スマホのバイブがなった。
通知を見るとメルカリから。
どうも出品していた商品が売れたらしい。
おお…いいじゃん、何が売れたのかな？
確認すると1週間前に出品した
ノースフェイスのアウターが売れている。
これは卸業者から5000円で仕入れた商品だ。
なんとそれが14980円で売れた。
手数料や送料を除いても8000円以上の利益だ。
おお…すげえ！
やっぱりノースフェイスのアウターの利幅はやばいな！
この前売れたラルフのシャツが
確か3000円の利益だったし。
それと比べたら倍以上だな。
あれ…ちょっと待てよ？
ラルフのシャツを1着出品するのと、
ノースフェイスのアウターを1着出品するのって、
別にそんなに時間変わんなくないか？
俺は今こうやって大変な思いをしながら
商品の出品をしている。
けどノースフェイスのアウターだったら
ラルフのシャツの半分の時間で同じ金額が稼げるのか…。
だったらノースフェイスのアウターを中心に
出品したらめちゃくちゃ効率良くないか？
てかその方が楽じゃん！
こんなにしんどい思いして
出品作業やんなくても良くなるじゃん！
そうだ…絶対そうに決まってる！
ノースフェイスのアウターを
出品しまくるようにしてみよう！
これが副業で古着転売をやっている私には
見事にはまった。
ノースフェイスのアウターは、
ナイキやアディダス、ラルフローレンなどの
いわゆる「トレンド古着」といわれる
ジャンルのアイテムよりも1着あたりの利幅がでかい。
トレンド古着は商品によって大きな差はあるが、
私の場合当時良くても1着5000円程度の利益。
それがノースフェイスのアウターだったら
10000円越えの利益になることも普通にあった。
「同じ労力で倍の利益が出せる。」
本業や家事育児に追われて時間がない私にとっては、
これほど魅力的な商品は他になかった。
案の定、私はノースフェイスのアウターを
取り扱うようになってから
地獄のような出品作業から解放された。
なぜなら今までの半分の作業時間で
同じ金額が稼げるようになったから。
本業で疲労困憊…精神的にもキツイ…。
そんな時でも、
「とりあえず1着だけでも出品するか…。」
って気になりやすくなった。
「1着売れたら1万になるかも…。」
「だったらやるか！」
って感じ。
これが2000円とか3000円だと
私は一歩を踏み出せなかった。
どうしても本業でのしんどさに
負けてしまっていた。
でもノースフェイスのアウターのように
利幅の大きな商品だったら頑張ることができたのだ。
そんな感じで苦手な出品作業をなんとか乗り越え、
コツコツと出品数を増やすことに成功した。
そして2020年10月には
副業の古着転売で月利50万を達成。
もしトレンド古着しか取り扱っていなかったら、
おそらく今のように出品作業ができなったはずだから
50万なんて金額はとてもじゃないが稼げなかった。
ノースフェイス様様である笑。
ただノースフェイスのアウターは
リサイクルショップやフリマで仕入れることは難しい。
私は古着転売の塾に入って
ノースフェイスに強い卸業者と繋がれていたので、
それが良かった。
おおげさではなくノースフェイスだったら
何百着と仕入れることができる。
そんな環境があったからこそ
私のような奴でも稼げるようになったのだ。
ノースフェイスのアウターは
他のトレンド古着に比べて利幅がでかい。
だから少ない時間で効率良く稼げる。
私はこれからもノースフェイスのアウターを活用して
楽に大きく稼ぎまくります！
コメントを残す